”街の森”とは
街には森があります。
古紙1トンは、直径20cm・高さ8mの丸太約20本から作られるパルプに相当するといわれています。
木から紙が作られるように、古紙からも紙が再生されます。
それは、古紙が森と同じ役目をしていることと同じだと思います。
古紙、もとはオフィスや家庭で使われていた紙です。
紙は私たちにとってなくてはならないものとなっています。
紙がたくさんある、街。
街のなかには森がある。
といった考えから、この『街の森』という言葉は生まれました。
リサイクル出来る紙とは?
- 段ボール
- 新聞
- 雑誌
- 紙パック(牛乳パック。中にアルミ箔のついていないもの)
- 雑がみ(家庭から排出される、上記の紙以外のパンフレットやお菓子の空き箱や包装紙など)
- オフィスペーパー(オフィスから排出される、コピー用紙や封筒、印刷物など)
禁忌品とは
禁忌品といって製紙原料にならない紙があります。以下にあげた異物と共に、リサイクル出来ませんので必ず取り除いてください。
禁忌品(紙)
●家庭や身近にあるもの●
- セロハンなどの窓や粘着物がついた封筒
- 圧着はがき(親展はがきなどの内側にビニールのようなものがついたはがき)
- 防水加工がしてある紙(紙コップ、紙皿、紙製の食品容器など)
- 金銀などの金属が箔押しされた紙
- 感熱紙(ファックス用紙、レシートなど)
- 印画紙の写真、インクジェットプリンタ対応写真用紙
- 捺染紙(アイロンプリント紙。布にはりつけてアイロンで加熱するとプリントされる。雑誌のふろくとしてついてくる場合がある)
- 裏カーボン紙、ノーカーボン紙(複写が出来る紙)
- フィルムやアルミ箔や布などでコーティングされた紙
- においのついた紙(せっけんの個別包装紙、洗剤や線香の紙箱など)
●工場などや特定の場所で発生するもの●
- 合成紙(紙ではなく、プラスチック製品。選挙の公示用ポスターや投票用紙として使われていることが多い。)
- 油紙
- 感熱性発泡紙(加熱すると発泡するインクのついた紙。点字用紙として使用される)
- 感光紙(青焼きコピー紙)
禁忌品(紙以外のもの)
- 粘着テープ類
- ファイルの金具
- セロハン
- 発泡スチロール
- ガラス製品
- ワッペン類
- 金属クリップ類
- フィルム類
- プラスチック製品
- 布製品
- 紙ではないもの